座☆吉祥天女「三十ふり袖」無事千秋楽を終えました!
3日間5ステージあっという間の時間でした。
初めて参加したこのカンパニーは女性ふたりで毎年1本公演を続けて20年!
しかも山本周五郎の作品。大道具に小道具、かつら、着物、生三味線、
お金のかかる公演を毎年20回。そのエネルギーと想いに頭が下がりました。
そして彼女たちを支える素晴らしいスタッフ。お客様。
今回の出演者の明るく素直な姿勢。すべてが心地よい公演でした。
初めての山本周五郎は最初登場人物がみんないい人でひねくれものの私には
なんとなく居心地が悪く感じましたがそれは私自身が今の世の中で人を疑ったり
自分中心の考え方になっていたりそんな色々を反省させられました。
江戸時代は確かに貧乏な人も多かったのに今より心は豊かだったのでしょう
今の世の中に対応していくことも大切ですが相手を思い、縁を大切にする
昔の日本文化の良さも忘れずに伝えていく大切さ改めて感じました。
この歳になって山本周五郎に出会えた事に感謝しております。
こんなに心地よく公演を終えたのは久しぶりです!
吉祥天女のお二人、この公演に声をかけてくださった演出家の鈴木龍男氏
素晴らしいスタッフ、楽しい共演者、そして観てくださったすべてのお客様に
心から感謝申し上げます。ありがとうございました!
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